コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、冬休み中の小学生を対象にした仕事体験「おしごとキッズ」を12日、札幌市白石区北郷2丁目の「きたごう店」で実施した。近くの小学校3年生から6年生まで19人が参加してコープさっぽろの仕事を実際に体験した。(写真は、キャンディ作りを行う小学生たち)
コープさっぽろでは、2010年の夏から、店舗の仕事体験を通じて、食べることの大切さや仕事の大変さ、面白さを学ぶことを目的にした食育体験「おしごとキッズ」を道内の各店舗で実施している。
初年度は夏休みと冬休みで合計326人が参加、昨年度は全道27会場で513人の子どもたちが参加した。
今回の「冬休みおしごとキッズ」は、店舗での仕事体験に加えてコープさっぽろの品質管理部が商品の原料となる食材の知識や加工作業について教え、実際にトライしてもらう学習も実施している。
12日は、きたごう店に小学生19人が集まり、キャンディ作りを体験。白衣を着た子どもたちは真剣に講師の話を聞き、キャンディが固まらないうちに棒を刺してトッピングを振りかけるなどして思い思いのキャンディを作った。
体験学習の後には店舗で惣菜や精肉、魚などのグループに分かれてバックヤードでの作業を体験、店舗の陳列棚に商品を出す作業も行った。
今回はきたごう店の他、岩見沢店(岩見沢市)や新琴似南店ュ札幌市北区)など全道11地区12店舗で15日まで行う。