「北海道ボールパークFビレッジ」工事進捗3割、北広島大激変の予兆

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 昨年の春には何もなかった広大な更地が、1年を経てこんなに変わった。北広島市共栄の36・7haを利用したプロ野球日本ハムファイターズの「北海道ボールパークFビレッジ」の建設現場。無から有を生む建設の醍醐味をここでは体感できる。今から1年8ヵ月後の2023年3月、北広島大激変の舞台が誕生する。(写真は、「北海道ボールパークFビレッジ」の建設現場)
(写真は、2020年4月当時の新球場敷地)

 総額600億円を投じる建設工事は目下、全体の3割を終えた段階。既に、スタジアム全体の輪郭が分かるほど鉄骨が縦に、横に組み建てられており、その大きさを実感することができる。新球場を象徴する世界初の開閉式屋根の固定屋根の部分も組み立てが始まっており、無機質な骨組みにアクセントを付けている。
 建設現場にはクレーンが大小28基あって、それぞれが空に向かってそびえている光景は圧巻。クレーンは先端部分で80mあり、現場の躍動感を伝えるのに十分な存在感を放っている。

 新球場の建築主は、ファイターズスポーツ&エンターテイメント(本社・札幌市豊平区)、設計は大林組(同・東京都港区)と米国の大手設計事務所HKS、施工は大林と岩田地崎建設(同・札幌市中央区)の特定建設工事共同企業体。建設現場では常時約1000人が作業にあたっている。

 工事のハイライトとなる可動式屋根の取り付け工事は22年度から始まる。屋根材には吸音性を高めるような特殊な加工が必要で、その加工を施す作業が地上で行われた後、クレーンで吊り上げられて組み立てられていく。かつて北広島総合運動公園の計画地だった雑木林が茂った一帯は、変化の真っ只中にある。変化ではもの足りない、大激変そのものだろう。

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