「北方ジャーナル」2018年8月号が本日14日に発売された。今月のトップは、小樽市で急遽行なわれることになった「出直し選挙」の深層レポート。議会から2度の辞職勧告を突きつけられていた小樽市の森井秀明市長(45)が民意を問うとして突然辞職を表明。選挙に打って出た狙いは何なのか。さらに「心神喪失」事件の遺族への情報提供を国がこの6月から始めた背景を追った「悲劇乗り越え、障碍者支援を」もオススメ。全国で問題になっている旧優生保護法による強制不妊手術問題の道内版レポート第二弾も併録した。そのほかにも注目記事が満載となっている。どのコンテンツも本誌でしか読めない内容ばかり。お買い求めは、離島にいる方も都会に住んでいる方もお近くのセイコーマートへ。大手書店、アマゾンでも購入可能。北方ジャーナルへの問い合わせや注文などは、右側下方にある同誌のバナーをクリック。(写真は、8月号の表紙)
◆北方ジャーナル8月号のコンテンツ(※一部)
【報道】
■急転直下の小樽市長選―森井市長が辞職し「出直し選挙」へ。狙いは先手必勝の対抗馬潰し?
■悲劇乗り越え、障碍者支援を。「心神喪失」事件の情報提供、始まる。札幌の遺族が挙げた声、実を結んで
■優生思想の罪、法廷へ②「私は産みたかったです」強制不妊、札幌で追加提訴「堕胎も強要」被害者が証言
■裁判所の透明度を問う―不祥事発表の有無、開示せず。裁判所「情報開示」の実態
■医療現場で散った命④看護師過労死訴訟―国は「シャドウワーク」を認めた
【ニュース】
■救護施設の行政訴訟、最高裁へ。労働委命令に抵抗続ける施設側
■警察官の“暴行”提訴を取り下げ。パワハラ疑惑、不可解な幕切れ
■天下りで封印された知事との不仲説。山谷氏が道信用保証協会会長に就任
■挑戦中のエベレストで無念の滑落死。登山家・栗城氏のお別れ会に500人
【医療レポート】
●北海道整形外科記念病院がJRタワークリニックを開業。職員と患者の幸せを追求した40年間。国内有数の専門病院が描く“未来
●「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」で札幌東徳洲会病院が最先端医療。低侵襲でQOL改善の内視鏡手術。聴力改善や甲状腺腫瘍にも対応
【特集】
●サッポロビール創業物語―開拓使麦酒醸造所が切り開いた北海道近代化の歴史と偉人たち
【連載】
●検証「泊原発は本当に必要なのか」(36)──地質学者が警鐘「破局的噴火で起きる危機」
●戦争遺産をめぐる旅(39)──防衛省直轄の戦争ミュージアム「軍都旭川」を伝える北鎮記念館
●“農と食”北の大地から(169)──「種子法」廃止と北海道農業の行方(その4)。他県の後塵を拝した制定の表明。内容で問われる北海道の本気度
●ルポ「ひきこもり」(35)──ある女性の告白から考える(後篇)関係性を失い追い込まれるひきこもり者の孤立を防げ