移転新築工事が進められていた帯広厚生病院がこのほど完成、5日に開院して診療を開始する。2016年3月に着工してから2年8ヵ月、高度な医療機能を充実させ、災害時にも医療提供ができるBCP(事業継続計画)対応の新病院となる。(写真は、5日から開院する新・帯広厚生病院)

 旧病院は、1955年に建設され増改築を重ねてきたが、施設の老朽化と内部構造の複雑化、非効率化によりJA北海道厚生連は新築移転を決め、16年3月から建設が進められてきた。

 新病院は、旧病院のあった西6条南8丁目から約1㎞離れた帯広競馬場近くの西14条東9丁目に完成。敷地面積は約2万2000坪(7万2562㎡)で建物は病院・診療棟(10階建て)、外来棟(3階建て)、エネルギー棟の3棟からなり、延べ床面積は約1万9240坪(6万3500㎡)。

 診療科は24科で東側低層棟の1~2階に外来がある。病棟・診療棟の1階に救急救命センター、3階に手術室、4階に総合周産期センター、5階より上が一般病棟で9階には緩和ケア病棟を設置。病床数は651床で個室は335床、個室率は旧病院の14%から51%になった。新築移転の総事業は、約275億円でそのうち約50億円を医療機器整備にあてた。

 新病院への移転のため、10月30日から11月2日まで旧病院は休診になり、1日には、旧病院の入院患者280人が新病院に移った。新病院は、5日午前9時から診療開始になる。


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