医療法人春林会華岡青洲記念病院心臓血管クリニック(札幌市豊平区美園3条5丁目)は、建物の二期工事に入る。2016年8月に建設した病棟に増設するもので着工は2018年8月の予定になっている。(写真は、華岡青洲記念病院心臓血管クリニック)
華岡青洲記念病院は、1804年に歴史上の記録が残っていて証明できる世界初の全身麻酔で手術を成功させた華岡青洲の名を冠した心臓血管クリニック。華岡家9代目の娘婿、華岡慶一理事長、院長が開設した。
16年8月に新設された病院だが、今回、二期工事として病棟を増設する。増設棟は現病棟の裏側駐車場に建設。地下1階、地上5階建ての鉄筋コンクリート造で、建築面積は約156坪(516・06㎡)。延べ床面積は約805坪(2658・14㎡)、建物の高さは21・50m。既存棟と増築棟を合わせた建築面積は約470坪(1553・66㎡)になり延べ床面積は約1688坪(5571・52㎡)になる。
建築主は、医療法人春林会、設計、監理は一期工事を担当したDESIGN FIELD(札幌市中央区)、施工は未定。一期工事は伊藤組土建(本社・札幌市中央区)が担当した。