社会医療法人孝仁会が札幌市南区にクリニック建設 外食・調剤・物販も併設

医療関係

 社会医療法人孝仁会グループ(本部・釧路市)の五輪橋産科婦人科小児科クリニック(札幌市南区)が、札幌市南区南39条西11丁目にあるNTTファシリティーズ中央(本社・東京都港区)の土地を賃借して新病棟を建設、移転する。同クリニックのほか外食チェーン店、調剤薬局、物販店も集積する。IMG_8493(写真は、五輪橋産科婦人科小児科クリニックが移転新築する土地)

 NTTファシリティーズ中央の土地は、国道230号線に面した約6600㎡。2013年から活用策を検討していたが、このほど孝仁会グループの五輪橋産科婦人科小児科クリニックが南区川沿から移転、新病院を建設することが決まった。30年の定期借地権を設定して賃借する。
 新病院の敷地面積は約3100㎡で建築面積は約1000㎡。地上3階建てで延床面積は約2500㎡。田中組(本社・札幌市中央区)が建設施工する。着工は11月15日。国道から奥の位置に建てる。投資額は約10億円。
 
 残りの国道側約3000㎡の土地は、中道リース(同・同)がNTTファシリティーズ中央から賃借、約850㎡の外食チェーンと150㎡程度の調剤薬局、物販店の建屋を建設してそれぞれ事業者にリースする。
 完成は2016年秋口になる。なお、五輪橋産科婦人科小児科クリニックは移転後に南区川沿の土地を隣接する病院に売却することも検討している。

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