第46回衆院選の道内12小選挙区で自民党が11を確保して完勝、民主党は12すべてで敗退した。自民党新人で北海道3区から出馬した高木宏壽前道議(52)は午後9時半過ぎに当選確実を決め、我孫子健一選対本部長ら支援者が喜びに沸く中、同45分ころに札幌市豊平区月寒の選挙事務所に顔を見せ支持者ともに当選を祝った。(写真は、『頑張ろう』三唱で当選を祝う高木氏(中央)=左とだるまに目を入れる高木氏と夫人)
伊藤条一道議(白石区選出)は、「大変厳しい選挙戦だったが、我々道議会一丸となって高木宏壽衆議の誕生を支えてきた。今後とも力強いご支援を高木衆議院員に賜りますようお願い致します。こういうご時世ですから万歳はいたしません」と述べ、『頑張ろう』コールを三唱して当選を祝った。
続いて、当確を決めた高木氏が、「小選挙区自民党の3区支部長の選任を受けて5ヵ月間、皆さんに支えていただいた。(自民党の)議席奪還をできたのは皆さんの熱い思いと力のおかげです。本当にありかどうございます。選挙戦の間、経済、教育を立て直す、政治の信頼を取り戻すということを有権者の皆さんに訴えてきました。これも有権者の皆さんの共感と期待を得た証だと思っています。この期待に応えられるように全力で頑張ってまいります。よろしくお願いします。ありがとうございました」と挨拶、詰めかけた支援者は盛んに拍手を送って当選を祝った。
その後、高木氏はだるまに目を入れ、我孫子氏や伊藤氏らとともに鏡割り。乾杯の音頭を取った三上洋右札幌市議は、「高木先生は国会議員なっても今までのように常に冷静に私たちの代表として活躍していただけると確信を持っています。日本を取り戻すために北海道、札幌のために頑張って欲しいと思います」と挨拶、支援者らとともに勝利の美酒で喉を潤した。