参院選北海道選挙区で再選を目指して出馬していた自民党現職の長谷川岳氏(45)が投票時間の終わった午後8時過ぎにNHKの当確を受け、2回目の当選を決めた。約5分後には、長谷川氏が札幌市中央区の事務所に訪れ、集まった遊説隊や支持者ら約80人の拍手と歓声の渦に包まれた。(写真は、当確を受けて喜びを語る長谷川岳氏)
当選が確実になった長谷川氏とともに丸岩公充(前道議)選対本部長は、「定数が2から3になり本当に厳しい選挙だった。しかし、全道遊説で彼の6年間の実績と若さ、行動力、実現力、発想力が多くの皆さんの共感、感動を呼び皆が評価してくれた。今回の選挙は長谷川岳の6年間の実績と皆さんの期待の現れ」と述べた。さらに、「選対の皆さん、大変な抑圧の中で頑張ってくれた。長谷川岳、本当に強かった。道民の皆さんが認めてくれた。そういう選挙だったと強く思っている」と今回の自民複数擁立で多くの道議や国会議員がもう一人の自民候補を支援したことに忸怩(じくじ)たる思いも隠さなかった。
長谷川岳氏は、「大変厳しい戦いだったが、自民、公明、市民、道民の力で勝つことができた。この時間に当確をいただけるとは思っていなかった。北海道、日本のためにすぐに仕事をせよという天命だと思っている。明日から始動ができるように最善の体調で頑張っていきたい」と喜びを語った。
その後、必勝ダルマに目を入れたのち、前回当選時も行ったように、「動」と書かれたジャンパーに千尋夫人が“人偏”を入れて「働」とマジックで書き、着せてもらうパフォーマンスも行った。
さらに、遊説隊に参加した19歳のウグイス嬢の音頭で「頑張ろうコール」を三唱、支援者と一緒に拳を突き上げて当選を喜んだ。
(写真は、ダルマにめを入れる長谷川氏)
(写真は、頑張ろうコールを三唱する長谷川氏)