札幌市とサツドラHDが「さっぽろウェルネスパートナー協定」、家族向けウォーキングなど開催

札幌市政

 札幌市とサツドラホールディングス(HD、本社・札幌市東区)は2024年7月8日、官民連携で市民のウェルネス推進を目的とした「さっぽろウェルネスパートナー協定」を締結した。市がこの協定を民間と締結するのは、30例目になった。(写真は、札幌市とサツドラHDの「さっぽろウェルネスパートナー協定」締結式=サツドラHD提供)

 札幌市は、第2次札幌市まちづくり戦略ビジョンで、3つのまちづくり重要概念の一つに「ウェルネス(健康)」を掲げ、2024年4月に「ウェルネス推進部」を新設、市民の健康寿命延伸に向けた取り組みを進めている。市とサツドラHDは、「さっぽろまちづくりパートナー協定」など幅広い分野で提携しているが、今回はウェルネス分野でより連携を深めていく目的で、「さっぽろウェルネスパートナー協定」を締結した。

 具体的には、健康行動のきっかけとなる参加型イベントの協働開催を行うことにしており、手始めに2024年8月4日~9月1日まで中島公園を会場に「家族向けウォーキング」を実施する。公園内のスポットを巡って、家族でウォーキングを楽しむもので、初日には、野菜摂取量や体力などの健康測定、フットサル体験会なども行う。また、9月21日~22日につどーむで開催される「サツドラFES」では、健康習慣化に関する体験コーナーを設けたり、プロスポーツチームや大学生によるスポーツ体験会を実施したりする。

 また、9月29日には、さとらんどの約2㎞のコースで、スープカレーの食材を収穫して集める、チーム参加のウォーキングイベントも行う。その他、秋頃には、サツドラ本社にある「EZO HUB SAPPORO」を活用、協定締結企業と共同で食改善や運度指導などをテーマにしたイベント、セミナーのほか、大学生に向けた健康企画なども計画している。

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