「本間奈々」総決起集会に4000人、札幌市長選に自民推薦元総務省官僚が2度目の挑戦

札幌市政

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 4月12日投開票の札幌市長選に再挑戦する自民党推薦、元自治大学校研究部長本間奈々氏(45)の総決起集会が、7日午後1時から札幌市中央区の札幌パークホテル地下2階パークプラザで行われた。集会が始まる30分前には用意した席が7割方埋まるなど早くから多数の支援者が集まり、最終的に主催者発表で4000人が受付をした。参加者の多くが会場に入り切れず開始を10分間延ばして対応した。(写真は、ガンバローコールで拳を突き上げる本間奈々氏=中央)
 
 総決起集会には、片山さつき参議(全国区比例代表)や道内選出自民党国会議員、高橋はるみ知事、経済界首脳のほか道議、市議らも出席。片山参議は、「札幌市政に刷新や改革が必要だ。変える勇気があるのは本間さんしかいない。アベノミクス戦略の中で本間奈々が“ホンマにお得ですよ”とお願いしたい」と身振り手振りのユーモアを交えて会場を盛り上げた。
 
IMG_2839 (写真は、ユーモアをふんだんに取り入れて応援演説した片山さつき参議)

 
 公明党道本部副代表の谷沢俊一札幌市議が挨拶した後にさっぽろ雪まつり会場での北方領土返還イベント参加で遅れて顔を見せた高橋はるみ知事が登壇。
「北海道と札幌市は人口減少問題や北海道新幹線札幌延伸、冬季オリンピック・パラリンピック誘致などいろんな意味で連携を深めていかなければならない。私も遅ればせながら知事選に向けて昨日事務所開きをした。この会場の熱気を感じ私自身の励みにもなる。支援の輪を広めて4月には本間奈々さんに万歳をしてもらいたい。奈々ちゃんの勝利、そして私の勝利をお願いしたい」と参加者に呼び掛けた。
 
 続いて札幌商工連盟高向巖会長が「札幌の経済のためには本間さんが最適」と述べ、働く場を作り雇用を増やして若者の流出を防ぎ人口増へ道筋を付けることが大切とした。
 
 挨拶に立った本間氏は大勢の支持者に向け、選挙戦さながらにこう訴えた。「札幌はかつてファッションリーダーとして流行を先取りしていたが、今はその遊び心さえない。新しいことになるべく挑戦しない市政、内向きで消極的な市政が目立つ。それを象徴的に現しているのが除雪問題だ。予算を使わないことを第一に、雪を1m残すようにしている。予算を大事にするのは必要だが、これを優先しすぎて限界にきている。札幌市政が最初にしなければならない使命を忘れている」と強調した。
 
 本間氏は、総務省官僚として山梨県庁や札幌市、愛知県春日井市副市長など18年間の行政経験を強調、「札幌を今のまま眠らせておきたくない、このままで終わらせたくない情熱を持っている。新しい風を呼び起こしたい」と支援を呼びかけた。
 
IMG_2862(写真は、支援者に本番さながらの熱弁を振るった本間奈々氏)
  
 選対本部長の高木宏寿衆議(道3区)は「衰退する地方経済と人口減少の悪循環を断ち切ることができるのは知恵と行動力を持っている奈々さんしかいない。奈々さんは“北のなでしこ”だ」と支持を訴えていた。
 
 最後は壇上に本間氏や片山参議、市議、道議ら4月の統一地方選に出馬予定の現職を含めた候補者が結集、選対本部幹事長代理水戸康智氏の掛け声で集まった支援者らとともにガンバローコールで締めくくった。

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