イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、「ほっかいどう遺産WAON」の2021年度寄付金約1500万円をNPO法人北海道遺産協議会(事務局・同市中央区)に贈呈した。(写真は、「ほっかいどう遺産WAON]の寄付金贈呈式。左からイオン北海道・青栁英樹社長、北海道・小玉俊宏副知事、北海道遺産協議会・石森秀三会長=イオン北海道提供)

「ほっかいどう遺産WAON」は、北海道とイオン(本社・千葉市美浜区)が2011年7月に包括連携協定を締結したことを受け、その取り組みの一環として同年7月28日から発行を始めたご当地電子マネー「WAON」。2022年6月末現在の発行枚数は約29万枚。
 今回、2021年3月1日から2022年2月28日までに利用された「ほっかいどう遺産WAON」での買い物金額の一部、1506万4478円を贈呈したもので、贈呈式は7月31日に札幌グランドホテルで開催された「北海道・北東北の縄文遺跡群世界遺産登録1周年記念シンポジウム」に合わせて行われた。
 
 寄付金は、「内浦湾沿岸の縄文文化遺跡群」や「北海道幹線用水路」、「増毛山道と濃昼山道」など20の北海道遺産の維持保全活動や普及啓発活動などを行っている団体に助成される。2011年度からの累計寄付金額は約1億2775万円になった。
 イオン北海道では、今年8月1日から「ほっかいどう遺産WAON」の新バージョンとして、北の縄文バージョンのキュンちゃん(北海道の観光PRキャラクター、エゾナキウサギがモデル)をはじめとする道内の縄文キャラクターが描かれた「北海道・北東北の縄文遺跡群応援カード」を1万枚発行する(発行手数料税込み300円)。


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