北海道知事選が21日に告示され4月7日(日)投開票まで17日間の選挙戦がスタートした。16年ぶりの新人対決でしかも全国の知事選では唯一の与野党対決となる。食と観光の北海道ブランドが国内外に知れ渡るようになり、北海道への注目度はこれまでより格段に高い。道民自身が北海道の未来の姿を思い描き、誰に託すのが最良か、熟考の17日間となる。(写真は、午前10時15分に安平町で第一声を上げた鈴木直道氏)
(写真は、第一声の厚真町に続き安平町役場前で演説した石川知裕氏)

 自民、公明、新党大地推薦の前夕張市長、鈴木直道候補(38)は、勇払郡安平町のふれあいセンターいぶきで午前10時15分から第一声を上げた。
 鈴木氏は、「今回の選挙は人口減少が進み縮小していく北海道の未来の道を選ぶのか、それともグローバルな時代の中、世界の旺盛な力を取り込んでありとあらゆる力を北海道に結集して活力あふれる北海道の未来を皆さんと共につくっていくのかの戦いだ」と述べ、「179市町村がスクラムを組み、国、道、市町村が一体となって突破していかなければならない。ピンチをチャンスに変えていくため、北海道を愛し北海道を惚れ込んだ皆さまの力を結集する北海道応援団会議を創設することも公約に掲げた。私は皆さんと共にこの戦いを通して手と手を取り合いながら、何としても笑顔溢れる北海道の未来を切り拓きたい。信頼、期待に必ず応えることを約束します」と訴えた。

 立憲民主、国民民主、共産、自由、社民推薦の石川知裕候補(45)は、勇払郡厚真町の厚真町役場で午前10時20分に第一声を上げた後、同11時10分から安平町役場前で演説した。
 石川氏は、「今回、キャッチフレーズに北海道独立宣言を掲げたが、国と対決するわけではない。国に依存するだけではなく、しっかりと自分たちの足で立ち、皆で工夫して北海道をつくっていきましょうというメッセージ。特に若い方々にこの思いを伝えたい」と述べ、「北海道のトップリーダーに今、求められるのは決断。鉄路を残すためにあらゆる努力をすること、人口減少問題を止めるため子育て政策と安心できるインフラ基盤をつくること、そして子どもたちの笑顔のためにカジノより子どもが喜ぶ施設を誘致すること、原子力に頼らない安心安全な社会をつくっていくことを約束する」と訴えた。

 16年ぶりの新人対決、しかも30代と40代の一騎打ちは、過去の知事選ではなかったこと。初めて自分より年下の候補に投票することになる有権者は多いことだろう。16年という歳月を自身に置き換えてみるとその長さが実感できる。自分はどう変わったか、暮らしはどう変わったか、北海道はどう変わったか。知事を選ぶということは、自身のこれまでを振り返り、未来をどう描くかと密接に繋がっている。知事選びは、自分を選ぶことでもある。選挙戦を通じて自身を見つめ直す機会にしたい。



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