札幌の今、解体ノート2025年版㉟中央区南8条西7丁目「AGHトヨタ札幌アンビシャス南9条店」

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 マチの新陳代謝は、建物の解体・新築が大きな要素を占める。見慣れた建物が解体され、新しい建物が建設され、マチは生まれ変わっていく。札幌には今、中心部にも郊外にも、数多くの新陳代謝の姿がある。札幌の今を記録する『札幌の今、解体ノート』の2025年35回目は、中央区南8条西7丁目の「AGHトヨタ札幌アンビシャス南9条店」。(写真は、建て替えのため解体工事に入っている「AGHトヨタ札幌アンビシャス南9条店」)

 菊水・旭山公園通沿いにあった「トヨタカローラ札幌南9条店」。2025年4月1日、アンビシャスグループ北海道(本社・札幌市豊平区)のグループ会社、トヨタカローラ札幌(同・同)、札幌トヨペット(同・同)、ネッツトヨタ函館(同・函館市)の3社が統合、AGHトヨタ札幌(同・札幌市豊平区)が誕生、同店は、「アンビシャス南9条店」に衣替えした。それから、およそ半年、同店は建て替えのため、既存建物の解体工事に入った。

 既存建物の解体工事は、2025年11月24日に始まった。注文者はAGHトヨタ札幌、解体工事を行っているのは、清水建設(本社・東京都中央区)の連結子会社、丸彦渡辺建設(同・札幌市豊平区)。解体工事は、2026年1月31日まで続く。その後、新店舗建設に入り、丸彦渡辺建設が施工業者になって、2026年秋には、新しい「アンビシャス南9条店」が顔を見せる。その間、「アンビシャス南9条店」は、豊平区美園3条5丁目3-24で仮店舗営業をしている。

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