狸小路商店街近くに60坪の更地が出現、何が建つ?

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 札幌市中央区南2条西4丁目9-1の飲食店ビル「丸福ビル」が解体され、更地になった。狸小路商店街に近い繁華街の一角。土地利用が注目される。(写真は、「丸福ビル」跡地)

「丸福ビル」は、南2条通沿いにあった木造2階建ての雑居ビル。正栄プロジェクトの本社が入る8階建て「フェアリースクエア」の西隣に当たる。ここには、複数の飲食店などが入っていたが、このほど解体され、更地になった。土地面積は約63坪(208・26㎡)。土地所有者は不動産業、遠藤興産(札幌市中央区)の代表者。

 狸小路商店街界隈では、同じ遠藤興産が所有する建物が、スクラップ&ビルドされて、北海道のライフスタイルブランド「TNOC」が入る「狸上る(たぬきのぼる)ビル」として2024年4月にオープンしている。この界隈での小規模ビルのスクラップ&ビルドは珍しく、丸福ビル跡地の利活用に期待が高まっている。なお、南3条西5丁目9-1の「パラカパーキング101」跡地(約248坪=820・16㎡)では、サムティ(大阪本社・大阪市淀川区、東京本社・東京都千代田区)が地下1階、地上13階建てのホテル建設を進めている。

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