長谷工不動産(本社・東京都港区)とJR北海道(同・札幌市中央区)が、初の共同事業として取り組んでいる分譲マンション「ブランシエラ札幌発寒」(札幌市西区)のモデルルーム内覧会が、2025年5月15日に行われた。
(写真は、「ブランシエラ札幌発寒」のモデルルーム)
「ブランシエラ札幌発寒」は、JR発寒中央駅近くで、7年ぶりとなる新築分譲マンション。14階建て、全91戸を2026年2月下旬竣工を目指して建設中で、この日は、先行して現地モデルルームが公開された。モデルルームは、2階につくられ、広さ約22・97坪(75・96㎡)の3LDK。玄関横に備蓄倉庫があり、防災グッズやレジャー用品を収納できる。
リビング・ダイニンクは約13畳、キッチンは収納棚を多くした約3・5畳。北海道ガスの省エネ型給湯暖房システム「ファクト」を採用。窓などの断熱性、気密性を高めているため、光熱費は、同等規模のマンションに比べて20%低減できる。子ども部屋として利用できる洋室は約5畳、寝室は広めのウォークインクローゼットがある約6・5畳。2面にバルコニーがあり、リビング・ダイニングと洋室(約4・4畳)のウォールドアを開放すると、約20・9畳の空間として利用できる。
(写真は、1階にある共用スペース)
住戸は 2LDK(56・01㎡)~4LDK(86・66㎡)の全7タイプで、価格帯は3500万円~6500万円。購買見込みは、30代ファミリーの一次取得層と50代以降の戸建てからの住み替え層。販売を担当する長谷工アーベスト(本社・東京都港区)の髙橋大樹・東京支社販売第一部門北海道支店支店長は、「琴似駅周辺はマンション価格が高騰していますが、当マンションはひと駅先の発寒中央駅近くに立地して、平均坪単価は240万円と競争力のある価格になっています」と話している。第1期販売は、2025年6月下旬に予定されている。この日は、早々にJR北海道の島田修会長も訪れ、モデルルームを視察した。