ニトリHD売却の旧札幌物流センター、新所有者が「札幌新発寒物流センター」(仮称)として運用

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 ニトリホールディングス(HD、札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)が売却した旧札幌物流センター(札幌市手稲区新発寒6条1丁目)が、2025年1月から「札幌新発寒物流センター」(仮称)として、運営を開始する。現在、賃貸先を募集している。(写真は、仮称「札幌新発寒物流センター」)

 ニトリHDの旧札幌物流センターは、1980年に稼働を開始。増築に次ぐ増築を重ね、2003年11月に現在の姿になった。以降も、物流センターとして稼働していたが、2022年8月に、石狩市新港南2丁目に石狩DCが竣工、稼働を開始したことから、札幌物流センターは役割を終えた。その後、ニトリHDは同センターの売却に動き、2024年2月末、ゼネコン系の札幌新発寒特定目的会社(東京都千代田区)が取得した。

 札幌新発寒特定目的会社は、同センターの外壁に描かれていたニトリの鳥のロゴマークなどを消し、仮称「札幌新発寒物流センター」として運用する。同センターは、鉄骨造4階建て、延べ床面積は約1万803坪(3万5712・57㎡)で、現在は、賃貸先の募集を始めている。入居開始は2025年1月。立地場所は、追分通沿いで、札樽道の新川ICや札幌西ICにも近い。

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