札幌・南1西7旧「後藤会館」跡地を積水ハウス不動産東京が取得

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 積水ハウス不動産東京(本社・東京都渋谷区)は、札幌市中央区南1条西7丁目11-1ほかの約133坪の土地を取得した。同社の管理地として看板が掲げられており、有効利用を探る考えのようだ。(写真は、積水ハウス不動産東京が取得した旧「後藤会館」跡地)

 積水ハウス不動産東京が取得したのは、時間貸し駐車場「タイムズ南1西7第2」として利用されていた敷地。以前は、1932年に建設され、戦前の面影が残る木造2階建ての雑居ビル「後藤会館」が建っていた場所。その「後藤会館」は、2017年9月末に火事で内部を全焼。外観をとどめていたものの、同年10月初めから解体工事が行われ、同年12月から「タイムズ南1西7第2」として利用が始まった。

 以降、6年間にわたって動きはなかったが、2023年12月に土地所有者が後藤観光(札幌市中央区)から積水ハウス不動産東京になった。所有者が変更になってからも時間貸し駐車場として利用されていたが、このほど閉鎖され、積水ハウス不動産東京の「管理地」の看板が掲げられた。隣接して、京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)が分譲した「ファインシティ札幌ザ・タワー大通公園」が建っている。札幌市電「西8丁目電停」前で、南一条通と西8丁目通に面している。

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