独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と無印良品の住空間事業を担うMUJI HOUSE(本社・東京都豊島区)は、2012年度から全国で「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を展開しているが、きょう2024年1月22日から、北海道で初めて同プロジェクトの入居者募集を開始する。(画像は、北海道で初めて入居者募集する澄川団地のプラン)
「MUJI×UR団地リノベーション」は、UR都市機構とMUJI HOUSEが連携して、多様化する日本の暮らしに新たな賃貸リノベーションのスタンダードを発信するプロジェクト。2012年度に関西の3団地で実践したプロジェクトは、2023年度末時点で71団地(82プラン)の展開となっている。
今回、2022年1月に発表した、住宅の基本性能である収納を充実させたシリーズ「MUJI×UR Plan+S」の新プランについての入居者募集を、北海道から関西の各エリア10団地11プランで、2024年1月中旬から順次実施することになった。北海道では、札幌市南区の澄川団地(澄川6条3丁目2-1~6)で初めて募集することになった。
プランは、2LDK Re+S〈新規〉、床面積は67・59㎡の503号室と68・11㎡の304号室の2戸。月額家賃は7万2000円と6万7200円。リビングと南側の部屋を仕切っていたふすまを撤去し、広々としたリビングダイニングを実現している。一部押入れを通り抜け可能としたことで、南北に風が通る空間になっている。ふすまは開閉可能なため、暮らしに合わせてワークスペースなどに利用できる。
募集期間は、ネット受け付けで、きょう1月22日から同月30日(火)まで。抽選日は同月31日(水)。受け付け方法などは、UR都市機構「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」サイトhttps://www.ur-net.go.jp/chintai/muji/