冷凍・冷蔵輸送、定温物流の福岡運輸(本社・福岡市博多区)は、札幌市西区発寒11条12丁目1020-244ほかで、グループ企業である札幌定温運輸(同・札幌市西区)の本社新築工事を行う。(写真は、札幌定温運輸本社の建設場所)
札幌定温運輸は、福岡運輸が1972年10月に設立した定温物流の運輸会社。本社は現在、札幌市西区発寒14条14丁目にあるが、グループ会社の福岡運輸が建築主になって移転新築する。移転場所は、旧豊平製鋼第4工場があった場所。JFEスチールとの株式交換でJFE条鋼豊平製造所の第4工場となったが、集約化に伴い閉鎖となり、その後、2022年4月に福岡運輸の持ち株会社、福岡運輸ホールディングス(本社・福岡市博多区)が土地を取得した。
敷地面積は約5753坪(1万8986・44㎡)、そのうち建築面積として約2467坪(8141・34㎡)を使って、鉄骨造2階建ての建物を建設する。延べ床面積は約3564坪(1万1763・30㎡)、建築物の高さは28・750m。設計、監理はロイ設計(福岡市早良区)、施工は東急建設(本社・東京都渋谷区)札幌支店(札幌市中央区)。着工は2023年11月15日頃を予定している。