明和住建、地下鉄琴似駅チカで114戸新築賃貸マンション計画

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 明和住建(本社・札幌市北区)は、自社所有の「琴似明和ビル」(同市西区琴似1条3丁目3-2)を建て替える計画だ。既に更地になっており、2023年10月の着工を目指す。(写真は、明和住建が計画している複合ビル建設予定地)

 建設場所は、琴似・栄町通沿いで、地下鉄琴似駅とJR琴似駅の中間辺り。この場所には、1979年に竣工した、地上4階建てのビルが建っていた。明和住建は、その土地建物を2010年2月に東京海上日動火災保険(本社・東京都千代田区)から取得、「琴似明和ビル」として運用してきた。

 建て替えにあたって既に建物を解体、更地になっている。駐車場だった用地も含めて敷地面積は約348坪(1150・69㎡)。そのうち約238坪(787・63㎡)を使って鉄筋コンクリート造、地上13階建ての建物を建設する。飲食店、物品販売店が入る共同住宅になる予定で、戸数は114戸、延べ床面積は約2446坪(8073・50㎡)、建築物の高さは43・55m。

 建築主は明和住建、設計、監理はDESIGN FIELD(札幌市中央区)、施工は未定。着工は2023年10月1日頃を予定している。明和住建の藤井明房社長は「1LDK、2LDKの賃貸マンションにする予定で、当社にとって久しぶりの新築賃貸物件になる」と話している。

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