札幌市清田区美しが丘3条3丁目にあった「美しが丘サンピエール教会」が解体された。既に更地になっており、教会の面影はない。跡地利用はどう進むのか。(写真は、「美しが丘サンピエール教会」の跡地)
「サンピエール教会」は、羊ケ丘通を北広島方向に向かうと坂の途中付近の左手に建っていた教会。純白の大聖堂の中に、青を基調にして作られたヨーロッパの職人による「ステンドグラス」が特徴的だった。1997年に完成して結婚式場として利用されてきた。しかし、2014年に所有者が交代。以降は、「家族葬ファミーリア・美しが丘」になって民営斎場に切り替わった。
昨年までは建物は現存していたが、今年に入ってから建物の解体作業が始まり、4月下旬にはほぼ解体工事が終了、現在は更地になっている。解体は山美総業(札幌市白石区)と岡本工業(同)が手掛けた。「美しが丘サンピエール教会」が建っていた敷地の面積は約384坪(1268・51㎡)。周囲には戸建て住宅が建っているほか、乗馬教室や馬術競技施設の「モモセライディングファーム」がある。