本間解体工業(本社・札幌市西区)のグループ企業、SK総合管理(同・同)は、日本清酒(本社・札幌市中央区)の「寿みそ札幌工場」(同市西区発寒10条2丁目1-1)の土地建物を取得した。土地面積は約3724坪(1万2290・32㎡)。建物の解体後に、重機類の保管スペース等に利用する見通し。(写真は、日本清酒「寿みそ札幌工場」)
日本清酒の「寿みそ札幌工場」は、JR函館本線の北側を走る鉄鋼団地通沿いにある。1962年に工場を建設、以来半世紀以上、味噌を生産してきた。しかし、工場老朽化などにより2021年9月で工場の稼働を停止。「寿みそ」の生産は岩田醸造(本社・札幌市中央区)に委託、醸造所の売却を進めていた。建物付きの土地を取得したのはSK総合管理。取得日は2021年11月。土地建物には北洋銀行(本店・同)が10億円の根抵当権を設定していたが、土地売買によって解除されている。
SK総合管理は、不動産の管理、賃貸、売買、仲介並びにコンサルティング、建設機械や工作機械、工具・部品類の販売・賃貸、輸出入などを目的に2015年7月に設立された。代表取締役は、本間解体工業の本間文太氏が兼務している。SK総合管理は建物解体後に、手狭になっている本社敷地内の重機保管スペースの代替地として利用を進める見通し。