札幌市西区西町北19丁目にあった旧「宮の沢ハイツ」跡地を、北海道セキスイハイム(本社・札幌市北区)が取得、戸建て住宅用地として販売している。総区画数は15区画で現在の販売区画は7区画。地下鉄宮の沢駅まで約400m、徒歩5分程度の立地。(写真は、旧「宮の沢ハイツ」跡に整備された戸建て住宅用地)
賃貸マンション「宮の沢ハイツ」は、1972年11月に建設された地上7階建ての賃貸マンション・事務所・店舗・駐車場の複合建物だった。5年ほど前の雪解け時期には、屋根のひさしが30mにわたって崩落。建物の維持管理の問題点が、連日テレビで報道されるなどした物件だった。
その建物も昨年夏頃から解体工事が始まり、2021年10月末には更地になった。細長い約640坪(2116・15㎡)の土地は、北海道セキスイハイムが所有者だった札幌の不動産会社テイサン(中央区)から取得、北海道セキスイハイムは戸建て住宅用地として販売を開始した。
総区画数15区画のうち、現在販売している7区画は、39・15坪(129・45㎡)から48・32坪(159・75㎡)で、販売価格は2685万8千円から3182万3千円。既に4区画は販売済み。この戸建て住宅用地は、北海道セキスイハイムとの土地売買契約後、3ヵ月以内に同社と住宅の建築請負契約を締結する「建築条件付宅地」。地下鉄宮の沢駅から近く、「西友宮の沢店」や「ビッグハウスウエスト」などにも近い立地となっている。