積水化学工業(本社・東京都港区)と長谷工不動産(同・同)は、共同で手掛ける自衛隊札幌病院跡地を利用した複合タウン「札幌リードタウン平岸ベース」の住宅エリアでマンション建設を開始した。(写真は、「ハイムスイート平岸ブランシエラ イ―スト」の建設地)
「リードタウン」は、積水化学グループが提案する安全安心、サスティナブルなまちづくりを目的にしたタウン名。埼玉県や千葉県、茨城県で既に「リードタウン」の形成に着手しており、北海道では初めて誕生する。自衛隊跡地約4万8000㎡を利用、商業施設や病院施設、戸建て住宅、分譲マンション、緑地で構成。商業施設は「クロスモール平岸」の名称でオリックス不動産(東京本社・東京都港区)が開発・運営、「ケーズデンキ平岸店」、回転寿司「魚べい平岸店」が11月25日(木)に開業する(「ダイイチ平岸店」は11月6日に先行開業)。
マンションは住宅エリアの第一弾として、このほど建設が始まった。マンション名は「ハイムスイート平岸ブランシエラ イ―スト」(札幌市豊平区平岸1条11丁目5番2、3、6)。敷地面積約1333坪(4400・45㎡)、建築面積約458坪(1514・48㎡)、鉄筋コンクリート造の地上10階建て。戸数は2LDKと3LDKの全107戸、延べ床面積は約2877坪(9495・70㎡)、建物の高さは30・300m。
建築主は、積水化学住宅カンパニーと長谷工不動産、設計、監理は淺沼組(本社・大阪市浪速区)の東京本店(東京都港区)一級建築士事務所、施工は淺沼組北海道支店(札幌市豊平区)。竣工は、2023年3月。