パチンコ店跡が分譲マンションになる。分譲マンションの企画、販売を手掛けるクリーンリバー(本社・札幌市西区)は地下鉄澄川駅前にあったパチンコ店「CUBE澄川店」跡地に仮称「クリーンリバーフィネス澄川駅前」を建設する。
(写真は、解体中の「CUBE澄川店」。裏手の駐車場跡地も利用してマンション建設が予定されている)
建設場所は、札幌市南区澄川3条2丁目110-2ほか。フリーディング(札幌市南区)が営業していたパチンコ店「CUBE澄川店」があった場所。同店はパチンコ108台、スロット144台の店舗だったが、2021年1月14日で営業を終了、長期休業に入っていた。再開の可能性も示していたが、再開を断念し閉店した。同店に近い「CUBE annex」(澄川3条2丁目4-8、パチンコ163台、スロット102台)は、営業を続けている。
現在、「CUBE澄川店」の建物は解体工事に入っている。敷地面積は約507坪(1674・02㎡)、そのうち建築面積として約147坪(487・62㎡)を使って、鉄筋コンクリート造の地上15階建てマンションを建設する。戸数は75戸、延べ床面積は約1834坪(6055・02㎡)、建物の高さは44・950m。着工は、21年12月31日頃を予定している。建築主はクリーンリバー、設計、監理は企画設計事務所オルト(札幌市中央区)、施工は未定。
クリーンリバーは、2018年11月に閉店した「ガイア東札幌店」(札幌市白石区)跡に「クリーンリバー東札幌アベニュー」(86戸)を建設・分譲したほか、20年4月で閉店した「パーラー太陽宮の沢店」跡に「クリーンリバーフィネス宮の沢ミッドステージ」(サウス70戸、ウエスト56戸)を23年1月完成を目指して建設中。今後も、好立地にあるパチンコ店跡地のマンション開発が進みそうだ。