JーREITが札幌・宮の森2条6丁目で高齢者向け住宅開発

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 JーREIT(日本で組成された不動産投資法人)のユナイテッド・アーバン投資法人(本社・東京都港区)が資産運用を委託する資産運用会社、ジャパン・リート・アドバイザーズ(同・同)は、札幌市中央区宮の森2条6丁目の土地を取得、高齢者向け住宅開発を行う。

 取得するのは山の手通沿いで、「ファミリーマート札幌宮の森3条店」の向かいにある約436坪(1441・46㎡)の土地。個人所有の土地で、現在は戸建ての民家が建っている。取得額は3億7000万円、契約締結日は2021年7月16日、取得予定日は同年9月30日。ユナイテッド・アーバン投資法人が、高齢者向け住宅に投資するのは、初の取り組みとなる。

 同法人は、21年12月下旬までに既存建物の明け渡しを受けて解体、整地して高齢者向け住宅を建設する。建物は、建築面積276坪(911・13㎡)の鉄筋コンクリート造5階建て、62戸、延べ床面積は約1186坪(3914・73㎡)。竣工は23年5月を予定している。施工は、日本建設(本社・東京都文京区)。プロジェクトマネジメントは、丸紅(同・同都千代田区)。

 建築コストは、総額約12億円。高齢者向け住宅は、運営棟数、居室数ともに業界をリードしている介護事業者が賃借して運営する。想定の利回りは、5・8%。

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