場外馬券場「旭川レーシングセンター」、解体・更地に

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 旭川市宮下通15丁目にあった元ボウリング場を活用した「旭川レーシングセンター」が解体され、まもなく更地になる。(写真は、「旭川レーシングセンター」の解体現場)

「旭川レーシングセンター」は、ボウリング場として利用された後、1987年からばんえい競馬とホッカイドウ競馬の場外馬券場として活用されてきた。2009年にばんえい競馬の場外馬券場が移転、その後、競輪の場外車券売り場が入ったが撤退。建物の老朽化が進んでいたため、18年3月にはホッカイドウ競馬の場外馬券場も市内の他の場所に移転、「旭川レーシングセンター」は閉鎖された。土地建物は西山牧場(沙流郡日高町)の関係会社、北海道レーシングセンター(同)が所有していたが、18年3月に旭川電気軌道が取得した。

 旭川電気軌道は、「旭川レーシングセンター」に隣接してバス駐車場を所有しており、将来的な事業拡大に備えて同センターを取得した。同センターの解体工事は、昨年11月から始まり、今年8月中旬には更地になる予定。解体工事は、エーケイ技工(旭川市)。

 土地面積は約1000坪(約3300㎡)。旭川電気軌道では、「活用策は未定」としている。近くには、「ザ・ビッグ宮前通店」、「コメリパワー旭川宮前店」、「スーパーアークスウエスタン北彩都店」、「DCMホーマック宮前店」などがある。

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