バス事業や不動産事業のじょうてつ(本社・札幌市白石区)は、札幌市西区二十四軒2条2丁目の旧北洋銀行二十四軒センターを取得した。現在、じょうてつは既存建物の解体中で土地利用は未定としている。取得額は非公表。(写真は、じょうてつが取得した旧北洋銀行二十四軒センター)

 旧北洋銀行二十四軒センターは、旧札幌銀行が1976年に事務センターとして建設したもので、北洋銀との合併後は住宅金融支援機構の手続きを集中的に行う住構センターとして利用していた。その後は書庫、倉庫として使っていたが今後の活用策がないため、入札方式でじょうてつに売却した。

 敷地面積は、約1500坪で建物が2棟建っている。取得したじょうてつは本間解体工業(本社・札幌市西区)に発注して建物の解体作業を行っている。解体工事の期間は4月1日から9月30日まで。敷地は、桑園・発寒通に面しており地下鉄二十四軒駅から約400mの徒歩圏内。「コープさっぽろ二十四軒店」や「ヤマダ電機テックランド札幌琴似店」など商業施設も充実している。
 
 じょうてつは、「土地利用についてはマンションなど住居系を含め、これから検討する」(不動産事業部)という。なお、同社は近くの二十四軒2条3丁目で43戸の分譲マンション「じょうてつアイム二十四軒Ⅱ」(仮称)の建設を開始している。


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