JR桑園駅北口にある日本通運桑園センター(札幌市中央区北11条西14丁目)の解体工事に伴い、跡地利用への関心が高まっている。周辺には分譲マンションが多いが、所有者の日本通運(本社・東京都港区)は土地を売却せず賃貸用として活用する考え。商業系や医療系、事業ビル系が有力と見られている。(写真は、日本通運桑園センターの解体工事)
桑園センターは、3階建てで延べ床面積約1027坪(3393㎡)、敷地面積は約921坪(3041㎡)。解体工事は昨年12月から始まっており2020年4月末まで続く。
日通は跡地利用について複数の不動産業者などの提案を募っている段階。日通は、遊休地について基本的に売却をせず、自社開発か賃貸で有効活用を図るのが方針となっている。このため、桑園センターも賃貸して利用を図る見通しで、商業店舗と賃貸マンションの複合建物や医療・クリニック、事業・オフィスビルなどが想定されている。
JR桑園駅南口の北10条西16丁目の日本通運札幌西支店跡地は、DCMホーマック(本社・札幌市厚別区)が土地を賃借して4月に「DCMホーマック桑園店」をオープンさせる。