「パーラー大黒天元町店」跡は明和地所の「クリオ元町」

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 今年9月で運営を終了した札幌市東区のパチンコ・パチスロ、「パーラー大黒天元町店」(札幌市東区北23条東15丁目)跡に分譲マンションが建設される。現在、「元町店」は解体中で、2019年4月中旬から建設が始まる。パチンコホールの営業終了から3ヵ月、街の表情は急ピッチで変わっていく。(写真は、解体中の「パーラー大黒天元町店」)

「元町店」の閉店は9月24日で、その後、「パーラー大黒天」を営業していた北星実業は、10月19日に札幌地裁から自己破産手続きの開始決定を受け倒産している。

「元町店」は、地下東豊線元町駅からすぐの立地で跡活用が注目されていたが、マンション開発・分譲で東京証券取引所1部上場の明和地所(本社・東京都渋谷区)が分譲マンション「クリオ元町」(仮称)を建設することになった。

 敷地面積約290坪(957・85㎡)のうち約146坪(482・92㎡)を利用して、鉄筋コンクリート造の地上11階建てのマンションを1棟建設する。戸数は40戸で延べ床面積は約1070坪(3533・83㎡)。建物の高さは33・96m。
 建築主は明和地所の札幌支店(札幌市中央区)、設計、監理はアルファコート(同)、施工は未定。

「元町店」は、12月の初めころから解体工事が始まった。年を跨いで工事が続き、来春には更地になってマンション建設が始まり、20年春ころには完成する。なお、「パーラー大黒天本町店」の跡地にはツルハ(本社・札幌市東区)のドラッグストアが予定されている。

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