JR苗穂新駅の運用が11月17日から始まったが、駅南口にあたる札幌市中央区北3条東10丁目と11丁目の市街地再開発がいよいよスタートする。分譲マンションや高齢者専用マンション、商業・医療施設などが計画されているが、そのうち商業・医療施設を低層部に導入する複合マンションの建設が来春から始まる。
(写真は、複合マンション建設が始まる苗穂新駅南口のA街区=上とB街区)

 市が認可している苗穂新駅南口の「北3東11周辺地区第一種再開発事業」は、区域面積約2・4haにマンションや商業・医療施設、高齢者住宅、寺院、業務施設を整備するもので、事業期間は2017年度から21年度まで。総事業費は216億円。市や国が一部資金を補助する。

 整備される施設のうち、商業・医療施設を低層部に導入する高層複合マンションの建設が来春から始まることになった。東側のA街区は、敷地面積約1297坪(4282・72㎡)のうち約548坪(1811・07㎡)を使って地下1階、地上25階建ての建物を建設。総戸数は204戸が予定され、延べ床面積は約7084坪(2万3378・10㎡)、建物の高さは85・29m。

 西側のB街区は、敷地面積約2282坪(7531・67㎡)のうち約1167坪(3853・63㎡)を使って地下1階、地上27階建ての建物を建設。総戸数は281戸が予定され、延べ床面積は約1万1333坪(3万7401・36㎡)、建物の高さは89・69m。

 いずれも、建築主は再開発の事業主体である北3東11周辺地区市街地再開発組合で設計、監理は山下設計北海道支店(札幌市中央区)、施工は岩田地崎建設などで着工は19年3月中旬。

 A棟、B棟のうちマンション部分は、大和ハウス工業(本社・大阪市中央区)が再開発組合から買い取り、全480戸強を販売する。苗穂新駅の南口からは、A棟、B棟、高齢者専用マンションを結ぶ空中歩道が整備され、JR琴似駅周辺の再開発と同様、雨や雪の日も傘をささずに移動できる。


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