札幌市内で分譲マンションやシティホテル建設を進めている京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)が、札幌市中央区南2条西1丁目の「宮本ビル」の土地建物を取得していることが28日わかった。(写真は、京阪電鉄不動産が取得した宮本ビル)
「宮本ビル」は、敷地面積約150坪(400㎡)で地下1階、地上7階建て。地下の飲食店と1階のメンズ・レディースーツの「ONLY札幌2条店」のみが営業しているが、「ONLY」は7月29日の営業をもって閉店する。
土地は、1960年10月にみやもと(札幌市中央区)が取得。2017年6月に不動産コンサルティングのワイ・エス・ジー(札幌市白石区)が取得、さらに18年6月に京阪電鉄不動産が取得した。
宮本ビルは、老朽化が進んでいるため解体され再開発が進む見通し。京阪電鉄不動産は、札幌市内の「京阪ホテル札幌」、「東急ステイ札幌」の建物を所有しているほか、これまでに分譲マンション2棟(「ファインシティ札幌ザ・タワー大通公園」、「ファインシティ札幌北19条」)を販売。現在、3棟(「ファインシティ札幌琴似」、「ファインシティ東札幌」、「円山ザ・レジデンス」を分譲中だ。