帯広市とスポーツ映像配信事業などを行うNTTSportict(本社・大阪市都島区、NTTスポルティクト)は協定を締結し、「帯広の森アイスアリーナ」、「帯広の森スポーツセンター」に、NTTSportictが提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」の最新モデル「S3」を設置した。帯広市内の2施設にAIカメラを常設することによって、利用者の利便性・サービス・競技力向上および施設の有効活用を図ることが目的。今後、施設の利用者は、「STADIUM TUBE S3」を活用して、チームの練習や試合を自動で撮影することができるようになる。
帯広の森アイスアリーナの「STADIUM TUBE S3」設置画像
帯広の森スポーツセンターの「STADIUM TUBE S3」設置画像
帯広市は、誰もが「する・みる・ささえる」など多様な形で、スポーツに親しみ、スポーツで集い、それをまちの賑わいづくりにつなげるために、多くの人がスポーツ施設を活用していくことを目指している。そこでNTTSportictは、帯広市が保有する「帯広の森アイスアリーナ」と「帯広の森スポーツセンター」をさらに多くの人に愛され応援されるシンボリックな施設にするために、スポーツDXソリューションを帯広市へ提案。双方の目指す形が一致したため協定を締結したうえで、両施設に「STADIUM TUBE S3」を設置することにした。
「STADIUM TUBE」 の中⼼となるのは、Pixellot Ltd.(本社・イスラエル)が開発した無⼈撮影カメラで、AIによる⾃動撮影や編集機能を備えている。現在、サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボール、アイスホッケーなど16競技の撮影に対応(※撮影対応競技数は機種によって異なる)しており、「オートプロダクション」モードでは、本物のカメラマンが撮影しているかのような⾃然なカメラワークになる。
また、通常のAI撮影と合わせて、同時にパノラマでピッチ全体の映像も撮影されるため、撮影した映像を既存のコーチングシステムへ直接流し込むことで、ファイル変換などの⼿間をかけずにチームの練習、選⼿へのフィードバックや分析に活⽤することができる。
帯広の森スポーツセンターで行われた小学生のアイスホッケーの大会を撮影した際の視聴画面
施設専用利用者は、これまでの施設利用料金と変わらない形で、AIカメラを利用することができる。申し込みは、2024年2月23日から。
◆AIカメラ利用希望者申し込み先
【帯広の森アイスアリーナ】帯広市南町南7線56番地7 運動公園内 帯広の森
TEL:0155-48-6256
【帯広の森スポーツセンター】帯広市南町南7線56番地7 運動公園内 帯広の森
TEL:0155-48-2401