千秋庵製菓(本社・札幌市中央区)は、2023年6月29日(木)より、北海道最古のかりんとう「中野のかりんとう」と「札幌千秋庵」の2つの伝統から生まれたかりんとう「銭函金助」を千秋庵全店舗(ノースマン大丸札幌店を除く)で新発売する。(画像は、「銭函金助」)
(画像は、「Aobato×千秋庵の手ぬぐい」)

 小樽市銭函にある「中野のかりんとう」の工場で製造する今回のかりんとうは、薄く軽やかな黄金色の見た目が銭(紙幣)に似ていることや、小樽がかつてニシン漁で栄ていた時代への郷愁を感じてもらうため、「銭函金助」というユニークな商品名にした。「札幌千秋庵」では、以前に「黒助」という黒いかりんとう商品を販売していたこともあったため「金助」を援用した。

 伝統の製法から生まれた黄金色の蜜をまとった艶やかな板状のかりんとうは、香ばしさと軽い食感、胡麻の風味が合わさった飽きのこない味わい。蜜に使われている砂糖は北海道産のビート糖。パリッとした軽やかな食感に、黒ゴマの豊かな風味がよく合うかりんとうとなっている。

 形状や味付け、デザインにこだわった商品で、一般的な棒状のかりんとうと異なり、生地を発酵させず、薄く伸ばした後に菜種油で揚げている。形は縦長のものから、少し折れ曲がったり、ねじれたりしているものまでさまざま。1袋120g。価格は390円(税込み)。かつての銭函の栄華をイメージし、銭が舞う様子とかりんとうの軽やかな食感をモチーフにしたパッケージデザインとなっている。

 千秋庵製菓では、「銭函金助」の発売を記念して、小樽を拠点に活動しているテキスタイルブランド「Aobato(アオバト)」に「銭函金助」をイメージしたオリジナルデザインの手ぬぐい「Aobato×千秋庵」を製作してもらい、合わせて発売する。シルクスクリーンによる手捺染で1枚1枚染め上げ、普段使いしやすいハーフサイズの手ぬぐい。価格は990円(税込み)。綿100%、販売店舗は札幌千秋庵本店、サンピアザ店、イオン小樽店。


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