国分北海道(本社・札幌市中央区)は、稚内沖で漁獲されたミズダコを使用した道内では珍しい「たこ飯の素」を19日に発売する。商品名は「宗谷たこ飯の素」で宗谷産のタコを使用することにより地域活性化にも繋げたい意向。(写真は、「宗谷たこ飯の素」を使った「たこ飯」)
宗谷産のミズダコは大きいもので3mにもなり、稚内では「たこしゃぶ」として食べられるほど軟らかいのが特長。新商品は、そのミズダコに北海道産昆布を加え、醤油味に仕上げている。炊飯器に入れて炊くだけで、本格的な炊き込みご飯を作ることができ、旨みを凝縮したタコの味わいと海鮮のだしが染み込んだご飯は格別の味わいになる。
北海道産のタコは全国トップの水揚げ量を誇り、その中でも宗谷産のミズダコ は、道内水揚げ量の約2割を占める。北海道では珍しい「たこ飯の素」を商品化で宗谷産のタコを使用することで、 地域活性化にも繋げる。
内容量は190g(お米2合用/2~3人前)、希望小売価格は北海道エリアが680円(税別)、北海道以外のエリアが750円(同)、賞味期間は12ヵ月(常温)。主な販売先は、道内観光地売店、道の駅、百貨店、量販店で、道外は北海道フェアなど。