サッポロドラッグストアー(本社・札幌市)は27日、「室蘭高砂店」(室蘭市高砂町1丁目)をオープンさせた。同社は昨年12月に株式をジャスダック市場から東証2部にステップアップしており2部上場後、初の出店。同社の今年の出店数は昨年と同様、10店舗程度を予定している。
「室蘭高砂店」は、医薬品・化粧品のほかに食品、コメ、酒、日配品などが品揃えされた標準的なサツドラ店舗。
室蘭市内には、これまで室蘭駅に近い「室蘭駅前店」(海岸町1丁目)の1店舗のみの展開だった。富山睦浩社長は、「今回の室蘭高砂店は市の東に位置しており、5月には東室蘭駅近くに室蘭東町店がオープンする。これによって市内の西から東にかけて3店舗が並ぶことになる」と語っている。
同社は、道内でドラッグストア約130店舗、調剤薬局10店舗を営業している。昨年は、空き店舗への居抜き出店を含めて新規に2ケタ出店を行った。今年も室蘭高砂店を皮切りに、余市町や北見市、帯広市、札幌市に合計10店舗程度の出店を継続していく。また、ドラッグストア内での調剤薬局展開も強化していく考えで、旭川市内の既存店舗や札幌市内の新店舗では調剤併設を実施していく。