北雄ラッキー(本社・札幌市)は、「山の手店」(札幌市西区山の手1条7丁目)を建て替えるため、現店舗を3月3日(月)午後6時で閉店する。その後、店舗を取り壊して新店舗建設に入り、予定では7月14日に生まれ変わった山の手店がオープンする。同社では、山の手店休業中に、「発寒店」(西区発寒8条13丁目)まで買い物バスを巡回させる。(写真は、3月3日に一時閉店する「山の手店」=2014年2月16日撮影)
「山の手店」は北雄ラッキーの1号店。1962年に現店舗の建っている土地に売場面積10坪の酒屋「桐生商店」を創業したのが同社のルーツで、その後、67年に売場面積100坪の「山の手ストアー」と してセルフサービス方式のスーパーマーケット(SM)を開業。74年に400坪の売場面積を持つ現在の店舗がオープンした。
現山の手店は、築後40年が経過、手狭になってきたことや老朽化が激しいため昨年11月に建て替えを決めていた。建て替えは数年前から検討されていたが、今年3月初旬には後志管内倶知安町に「倶知安店」が新規オープンすることから、売上げ減少を最小限に食い止めることができるこのタイミングで実施することにした。
新店舗は店舗面積が1927㎡(約580坪)で既存店舗より3割増床になる。駐車場の収容台数は95台で現状と変更はない。新設予定日は2014年7月14日。新店舗は、品揃え、鮮度、ホスピタリティなど北海道で一番の質の高い食品スーパーとする考えで、建物のデザ インも閑静な住宅街として知られる山の手地区の環境に馴染んだ地域に親しまれるランドマーク店舗にする意向。
閉店に伴って2月23日にグリーンスタンプ景品受付を終了し、3月2日にラッキー宅配便などのサービスを終了する。新店舗の建設中は、発寒店への買い物バスを走らせて既存顧客の利便性を確保する。