P1080177IMG_0181 アークスグループのラルズ(本社・札幌市)は、札幌・狸小路商店街にある旧金市館ビル(南2西2)で営業している衣料品の「ラルズプラザ札幌店」と食品の「ラルズマート札幌店」を5月下旬に閉店することにしているが、17日からラルズプラザ札幌で「完全閉店感謝セール」の第1弾を始めた。最大6割引の婦人用コートなどもある。第1弾のセールは23日まで。(写真左は完全閉店感謝セール」のチラシ、写真右は狸小路商店街にある「ラルズプラザ札幌店」)
 
「ラルズプラザ札幌」は、旧金市館の衣料品量販部門を引き継ぎ、1989年から地上1階から8階までで営業している。旧金市舘が狸小路商店街のこの地で店舗展開は始めたのは23年(大正12年)。現在のビルになったのは70年(昭和45年)だが、最初の衣料品展開から数えると実に91年間に亘って同商店街の顔とも言える存在だった。
 ラルズは旧金市舘ビルを賃借して衣料品売場と食品売場を営業展開してきたが、施設の老朽化や消費環境の変化に伴って売上げが見込めなくなってきたこともあり、賃貸借期間の満了する5月下旬を持って閉店することを決めている。
 
 17日から始まったのは、「ラルズプラザ札幌店」での「完全閉店感謝セール」の第1弾。婦人用品や婦人服、紳士服、子供服、肌着、靴下、寝具インテリアなどが6~2割引で販売されている。第1弾のセール期間は23日までだが、今後2弾、3弾の完全閉店セールも実施するものとみられ、消費増税の4月を挟んで5月下旬までロングランでセールが継続していく。


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