マックスバリュ北海道が苫小牧市拓勇西町に4700坪の土地取得、2014年中に新店建設

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 マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は、苫小牧市東部の拓勇西町に約4700坪の土地を取得した。建設機械や土木機械を製造・販売する諸岡(同・茨城県龍ヶ崎市)が所有していた更地を取得したもので、2014年中には店舗を出店する予定。
 
 マックスバリュ北海道が取得した土地は、国道36号線に面した苫小牧市拓勇西町7丁目6番2の土地。南北に長い長方形の土地で、国道沿いの東西の幅は約100m、南北の幅は約140mで面積4648坪(1万5364㎡)。取得額は非公表。
 
 土地面積は、今年7月に札幌市内にオープンした八軒5条店(西区)の約3500坪よりもひと回り大きいサイズ。
 
 苫小牧市沼ノ端など東部地区は、苫東工業団地に進出した自動車関連工場などで働く従業員が、戸建て住宅を建てるなど若年ファミリー層が増えている地区。この地域には、苫小牧地盤の豊月(本部・苫小牧市)が「フードD沼の端店」を展開しているほか、ホクレン商事(本社・札幌市)も「ホクレンショップ沼の端店」を建て替えて新規オープンしている。
 
 マックスバリュ北海道では、今後同地区での買い物需要が高まると見て土地を取得することにした。同社は、苫小牧市内で4店舗を営業しているが東部地区には店舗がなかった。2014年中には「マックスバリュ」店舗か「ザ・ビッグ」店舗のどちらかを新規オープンさせる意向。
 
 アークスグループのラルズ(同・同)も同一商圏に5年ほど前に土地を取得しており、店舗建設のタイミングを窺っている。

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