豊月が千歳市に低価格スーパー「生鮮市場」、2026年4月既存店舗を業態変更

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 豊月(本社・苫小牧市)は、スーパーマーケット「フードD365千歳食彩館」(千歳市北陽町1丁目2-1)を、「フードD生鮮市場千歳店」に業態変更する。2026年3月中に一時閉店してリニューアル工事を行い、同年4月中にオープンさせる。同社の「生鮮市場」業態は、5店舗目になる。(写真は、「フードD365千歳食彩館」)

 豊月の「フードD生鮮市場」は、青果、精肉、水産、惣菜のいわゆる生鮮4品の安さと品揃え、おいしさ、接客を重視した業態で、生鮮4品の店舗売上構成比が50%~55%と、一般的なスーパーマーケット(SM)よりもその比率が高いのが特徴。ディスカウント業態だが、「ザ・ビッグ」や「トライアル」「ロピア」よりSKU(在庫保管単位)が多く、客層がバッティングしていない。広域から集客できるのも特徴になっている。

 同社は、2024年8月に「フードDザ・プライス」(苫小牧市)を「フードD生鮮市場澄川店」に業態変更したのを皮切りに、同年10月に「フードD365沼ノ端食彩館」(同)を「フードD生鮮市場沼ノ端店」に、2025年4月に「フードD365Value店」(札幌市清田区)を「フードD生鮮市場美しが丘店」に、同年9月に「フードD平岡食彩館」(同)を「フードD生鮮市場平岡店」に変更している。業態変更後は、いずれも店舗売上高は120~140%の増加となり、変更後2年目以降も継続して伸びている。

「フードD365千歳食彩館」は、1996年8月に「フードD5」としてオープン、その後、業態を変えて現在に至っている。今回、「生鮮市場」業態に変更するのは、2026年8月頃に近隣に「ザ・ビッグ」店舗が新規オープンするのを見越した対抗策。同一商圏には「スーパーセンタートライアル千歳清流店」「業務スーパー千歳清流店」もあるため、今後の低価格競争に備えて、「生鮮市場」の認知度を高めておく。

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