ニトリホールディングスは、米国西海岸のロサンゼルス郊外に家具・インテリア量販店「AKi―HOME(アキホーム)」2店を同時オープンした。米国は約40年前に似鳥昭雄社長が現地視察、家具類の価格の安さとコーディネートした販売手法に衝撃を受け、その後のチェーン展開を学んだ原点の地。今回の出店はニトリにとって逆上陸となるもので日本最大の家具・インテリア量販店に成長した同社が挑む第二の創業にも位置づけられる。今後、年間複数出店を重ね国内に次ぐ市場として開拓していく。(写真は「AKi―HOME」のタスティン店とオープニングセレモニー=中央が似鳥昭雄社長。ニトリホールディングス提供)
出店した2店舗は、ロサンゼルス郊外のフラートンとタスティン。いずれもショッピングセンターの一角にオープンした。店舗面積は、フラートン店が約563坪、タスティン店が約843坪でいずれも日本の店舗よりもやや小ぶり。
9月25日にフラートン店、10月5日にタスティン店をそれぞれソフトオープンさせ、19日(日本では20日)午前に2店でオープニングセレモニーを行ってグランドオープンした。
運営は現地子会社のニトリUSAが担当し、今後数年間は5店舗程度、軌道に乗れば年10店舗ずつの出店を計画している。