東京証券取引所マザーズ上場のタカヨシホールデイングス(本社・千葉市美浜区)は、地域の食のセレクトショップ「わくわく広場札幌円山店」(札幌市中央区大通西24丁目1-10)を2025年晩秋にオープンさせる。これによって、札幌市内の「わくわく広場」は、4店舗になる。(写真は、「わくわく広場」の店舗看板)
タカヨシHDの子会社、わくわく広場(本社・千葉市美浜区)が展開する「わくわく広場」は、地域を結ぶ直売広場をコンセプトにしており、地域の食の産直プラットフォーム型店舗。野菜、果物、弁当、惣菜、パン、加工食品、和洋菓子、調味料、花といったさまざまなジャンルの生産者が直接納品して、「わくわく広場」が販売するシステム。北海道には、2021年4月に「アリオ店」(札幌市東区)、同年7月に「ル・トロワ店」(同市中央区)、2023年4月に「札幌アピア店」(同)を出店している。また、同年11月には「ココノススキノ店」(同)を出店したが、1年で営業を終えている。
今回、出店する「札幌円山店」は、これまでの商業施設内店舗とは違う新型フォーマットの店舗。地下鉄円山公園駅から近い「円山ピア」1階に店舗を構える。ここには以前、「常口アトム円山駅前店」が入っていたが、店舗統廃合のため、2025年6月に閉店しており、「わくわく広場」が、新たな顔になる。タカヨシHDの2025年9月期第3四半期決算は、売上高59億9600万円(前年同期間比2・4%増)、営業利益6億4000万円(同8・9%減)で、流通総額は204億3300万円、店舗数は全国で183店舗。登録生産者は、前年同期間比で183件増の3万3490件となっている。