「無印良品」を展開する良品計画(本社・東京都文京区)は、2025年9月5日(金)、室蘭市と釧路市で「無印良品」を同時オープンする。これによって、北海道の店舗数は27店舗になり、3年間で店舗数は、ほぼ倍増の27店舗になる。(写真は、2025年9月5日にオープンする「無印良品MORUE中島」)
「無印良品MORUE中島」(室蘭市中島本町2丁目8-3)は、日鉄興和不動産(本社・東京都見港区)が保有、運営する西胆振最大の商業施設「モルエ中島」の第4期として、同社が建築主になって建設した。鉄骨造平屋建て、売り場面積は約600坪。人気の不揃いバウムやレトルトカレー、冷凍食品のほか、衣料品では、子ども服も取り扱う。店舗サービスとして、給水機や100円コーヒーを設置、休憩スペースも用意する。
「無印良品ジョイフルタウン釧路」(釧路市鳥取南4丁目4-10)は、ジョイフルエーケー(本社・札幌市東区)が、日本製紙釧路工場跡地の一部を利用して開発した商業施設「ジョイフルタウン釧路」内に、独立店舗として出店する。店舗の設置者は、コープさっぽろ(本部・札幌市西区)。コープさっぽろは、「ジョイフルタウン釧路」内に「コープさっぽろとっとり店」を2025年8月28日(木)にオープンさせ、「無印良品」と10ヵ所目のコラボ展開を行う。
道内の「無印良品」では、4店舗目となる「コーヒー&アイス」のスペースを設置、淹れたてのコーヒーとアイスを気軽に楽しめるようにする。「無印良品」は、かつて「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」内に店舗を構えていたが閉店、今回は、22年ぶりに釧路に店舗が戻ってくる。
良品計画は、道内でも「無印良品」の積極出店を続けている。2022年末には道内14店舗だったが、2023年は5店舗、2024年は3店舗を出店、2025年は2月14日「コープさっぽろぬまのはた」、同月28日「コープさっぽろソシア」、6月7日「コープさっぽろのっぽろ」を出店しており、今回の室蘭市と釧路市の2店舗を合わせると5店舗の出店になる。これによって、3年間の累計出店数は13店舗となり、2022年比で、店舗数はほぼ倍増する。