新さっぽろアークシティ内の商業施設が、2025年9月12日(金)にリニューアルオープンする。2000年3月の開業以来、親しまれてきた「カテプリ」の名称を終了、「サンピアザ」に統一して「サンピアザ」を拡大、「デュオ」との2館体制にする。(新さっぽろアークシティ内の商業施設から「カテプリ」の名称が消える=写真)
「カテプリ」は、2000年3月に当時のダイエーが「プランタン」として開業、2002年から「カテプリ」に名称を変更した。2015年9月にイオン北海道(本社・札幌市白石区)が道内ダイエー事業を承継したことを機に、「カテプリ」は、イオン北海道が運営することになったが、2016年のリニューアルを機にイオンモール(同・千葉市美浜区)が管理運営を行ってきた。しかし、2024年6月30日で、「カテプリ」施設を賃借していたイオン北海道は更新を行わず、同年7月以降は、土地建物保有者である札幌副都市開発公社(同・札幌市厚別区)が管理運営してきた。
今回、同社は、「カテプリ」の名称を終了して既存の「サンピアザ」と名称を統一、既存の「デュオ」との2館体制にすることにした。「カテプリ」館内のサインやフロアガイドを刷新するとともに動線を整理、同一カテゴリー店舗をエリア集積して、目的買いと回遊性を両立させる。また、外観や館内の床・壁面に木材や木目調パネルを採用、木のぬくもりを強調する。さらに、カテプリ1階イベントスペースをリニューアルして可動式ベンチを設置、イベントを開催しない時は、街のリビングとして開放する。
新規テナントも9店舗を予定している。2025年9月12日には、北海道初出店のメンズ・レディースファッション「ORIHICA」、ショッピングセンター初出店のレディースファッション「サンヨースタイルストア」、買取専門店「エコリング」、同年9月20日(土)は、まちづくりコミュニティサロン「アクティブサロンSawa」、同年10月~11月は、手芸用品の「ユザワヤ」、世界のお茶専門店「ルピシア」、インテリア雑貨「デコホーム」、札幌初出店のメンズ・レディースファッション「グランデールプラス」、英会話教室「NOVA」が、それぞれオープンする。既存テナントも順次リニューアルを行い、全館で約250店舗を展開する。新さっぽろアークシティ内の商業施設は、「サンピアザ」「デュオ」、それに「サンピアザ」の核店舗になっている「イオン新さっぽろ店」の3つになる。