セイコーマート(本社・札幌市中央区)は、札幌市北区屯田7条4丁目の「セイコーマート季実の里店」を移転、屯田6条3丁目に新店舗をオープンさせる。(写真は、屯田6条3丁目で建設中の「セイコーマート」新店舗)
「セイコーマート季実の里店」は、2004年10月頃にオープンした店舗。「ヤマダデンキテックランド札幌屯田店」や「ロピア屯田店」など、商業施設が集積している新琴似通沿いに立地している。オープンから20年以上が経過したことから、近隣の屯田6条3丁目に移転することにした。移転先は、新琴似通と北15条・屯田通の交差点南東角。以前は民家があったが、更地になって店舗建設が進んでいる。
建設現場の東隣は「業務スーパー屯田店」で、新琴似通を挟んだ向かい側には「すき家札幌屯田店」「サンドリア屯田店」がある。店舗の建築主は、南隣にある回転寿司「なごやか亭屯田店」を運営している三ッ星レストランシステム(本社・釧路市)の会長、谷川富成氏が代表取締役を務めるTANIKAWAプロパティマネジメント(釧路市)。店舗の設計は、さくら設計事務所、施工は和泉組(本社・札幌市豊平区)。工期は、2025年5月19日から同年8月27日まで。セイコーマートは、TANIKAWAプロパティマネジメントから店舗を賃借して出店する。
新店舗オープンは、2025年8月後半から9月初旬になりそう。既存の「セイコーマート季実の里店」の駐車台数は15台だが、移転新店舗は、20台以上に増える見込み。セイコーマートは、既存店の建て替えを積極的に進めている。「既存店の建て替えや移転新築でお客さまが利用しやすい環境を整えれば、倍近い売り上げになる店舗もある。コンビニの新規出店余地が狭まる中で、建て替えは有効な成長策」(セコマ赤尾洋昭社長)としている。