「ドン・キホーテ千歳店」2025年6月17日オープン、千歳の魅力を詰め込んだご当地ドンキ

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 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、本社・東京都渋谷区)のグループ会社、ドン・キホーテ(同・同都目黒区)は、2025年6月17日(火)、「ドン・キホーテ千歳店」(千歳市富士4丁目1-4)をオープンさせる。千歳市への出店は、2019年8月にオープンした「ソラドンキ新千歳空港店」以来、6年ぶり。同市2店舗目で、初のロードサイド型店舗となる。(画像は、「ドン・キホーテ千歳店」の外観)
(画像は、ハスカップや鮭とコラボした『鮭ドンペン・ドンコ」)

 千歳市は、次世代半導体製造のラピダス(東京本社・東京都千代田区)が量産工場建設を進めており、関連産業の集積も進み始めるなど、今後の成長が期待できるエリア。ドン・キホーテは、これまで千歳市内で約5千点を扱う小型業態の空港店舗「ソラドンキ」しか展開していなかった。このため、将来的な消費拡大を見越して、今回、5万点の商品を揃えた標準店舗(ピュアドンキ)を出店することにした。

 中央大通沿いにあった、旧「DCM富士店」跡に居抜き出店するロードサイド型の新店舗は、幅広い層のお客がワクワクドキドキしながら買い物を楽しめる店舗づくりを行う。千歳音頭のワンフレーズを引用した『ありゃりゃん市場』コーナーには、食料品の驚安商品が並び、生活に必要な日用品や洗剤・キッチン雑貨も数多く揃える。

 市内には、新千歳空港や自衛隊駐屯地、ビールなどの製造工場があることから、出張や旅行で使用するキャリ―ケース、作業用衣類など、地域のニーズに合わせた商品も豊富に揃える。さらに、若年層を意識したトレンドや趣味嗜好性の高い商品も充実させる。コスメコーナーは、プチプラからアジアンコスメまで揃え、ソックスや厚底シューズなどキャラクターグッズコーナーにも注力する。

 玩具コーナーでは、平成レトロのキャラクター商品やゲーム、平成ギャルグッズなどの品揃えを強化した『レトロドンキ』コーナーや、どんな人気アニメキャラクターの商品が詰められているかが、開封するまでわからない『シークレットドンキ』コーナーも設ける。道内ドンキ最大級の品揃えを行うプロテインコーナーには、1杯100円で試しの飲みができる「プロテイン自販機」も設置する。

 店内装飾は、豊かな自然に囲まれた千歳市の魅力を詰め込み、日本有数の水質を誇る、支笏湖を彷彿させる装飾や、キャラクターのドンペン・ドンコが、北海道の特産果実「ハスカップ」を持って千歳川を遡上する鮭とコラボした『鮭ドンペン・ドンコ』が、千歳店オリジナルデザインとして、店内の数多くの場所に出現して、楽しい買い物空間を演出する。

 同店限定で、千歳市を連想させるご当地Tシャツの販売や「したっけ」「なまら」のTシャツも用意する。売り場面積約860坪(2843・1㎡)、鉄骨造平屋建て。営業時間は9時~21時45分。駐車台数は174台、駐輪台数60台。

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