関東、北陸、北海道で約70店舗の「業務スーパー」をFC(フランチャイズ)展開している良知経営(本社・川崎市宮前区)は、2025年5月22日、「業務スーパー滝川店」(滝川市東町1丁目8-14)をオープンさせた。旧運営会社の破産で2024年8月に閉店してから、10ヵ月ぶりに再開した。(写真は、旧会社が運営していた頃の「業務スーパー滝川店」)
「業務スーパー滝川店」は、FC運営会社のケヒコ(同・横浜市神奈川区)が、元々は、パチンコ店だったゲームセンター「BIGBANG滝川店」跡を利用して2023年4月にオープンさせた滝川市内では唯一の「業務スーパー」だった。それから1年4ヵ月後に、ケヒコの破綻で閉店を余儀なくされた。
良知経営は、道内で「業務スーパー伏古店」(札幌市東区)のほか、「新発寒店」(同市手稲区)、「苫小牧西店」(苫小牧市)、「静内店」(日高郡新ひだか町)を展開していたが、ケヒコ破綻で閉店した7店舗の業務スーパーのうち、「すすきの狸小路店」「滝川店」「室蘭店」の3店舗引き継ぐことを決め、2025年3月13日に「室蘭店」をオープンさせていた。今回は、それに続くものとして「滝川店」をオープンさせた。「滝川店」では、弁当・惣菜のコーナー「馳走菜」も展開する。6月末には「すすきの狸小路店」を「狸小路2丁目店」に店舗名を変えて、オープンさせる予定になっている。良知経営が運営する道内の「業務スーパー」は、今回の「滝川店」で6店舗となり、他のFC事業者が運営する店舗を含めると、道内で34店舗になる。