対象商品を買ってCO2削減に寄与する「北海道の森に海に乾杯」キャンペーン第13弾開始

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 コープさっぽろ、サッポログループ(サッポロビールとポッカサッポロ北海道)、マルハニチロ、カルビー、ホクレン、よつ葉乳業、北海道コカ・コーラボトリング、日糧製パンの9事業者は、2025年5月21日(水)より、対象商品をコープさっぽろの店舗や宅配で購入することで、カーボン・オフセットによる環境負荷低減、森林や海の保全に貢献する「北海道の森に海に乾杯」共同キャンペーンをスタートする。(写真は、参画9事業者代表者と加納副知事=左下2番目=による会見後のフォトセッション)
(写真は、対象となる商品群)

 2013年11月の第1弾から今回で第13弾を迎え、恒例となった同キャンペーンの開始に先立ち、2025年5月19日、札幌市中央区のサッポロファクトリーアトリウムで、9企業・団体の代表者と加納孝之・道副知事が出席して、共同記者会見が開かれた。会見の冒頭には、2024年度に行った同キャンペーンで達成したカーボンオフセット・クレジット証明書が、加納副知事から主催者を代表して、コープさっぽろの大見英明理事長に贈呈された。

 その後、挨拶に立った大見理事長は、「次の世代にどう地球環境を引き継ぐかを考えた時、消費者が購買を通じて森林の保全ができるという体験によって、次の世代に引き継いでいけるのではないかと考えている」と述べた後、「さらにこの先10年も、この取り組みを続けていきたい」と決意を示した。

 2025年度のキャンペーンによるカーボン・オフセット量は、想定値で202t、金額にして253万円となる見通し。これにより、初回からの累計カーボンオフセット量は2097t、金額では2846万円となる予定。会見では、参画企業・団体の代表者も一人ずつ登壇して、今回のキャンペーンに関する意気込みを述べた。また、マルハニチロ北海道支社の村本泰生支社長は、2026年3月に社名をumios(ウミオス)に変更することも付け加えていた。

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