パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、本社・東京都渋谷区)のグループ会社、ドン・キホーテ(同・東京都目黒区)が展開する「ドン・キホーテ千歳店」(仮称、千歳市)が姿を現してきた。道内19店舗目で、年内には、イトーヨーカドー北見店(北見市)跡にも居抜き出店して20店舗になる。(写真は、オープン準備が進む仮称「ドン・キホーテ千歳店」)
「ドン・キホーテ千歳店」は、移転のため閉店した千歳市の旧「DCM富士店」(富士4丁目1-4)店舗跡に出店する。中央大通沿いにある店舗には、既に「驚安の殿堂ドン・キホーテ」の看板が出入り口付近に大きく掲げられ、外観は、黒と黄、青、赤のドンキカラーに塗られている。
「ドン・キホーテ」が、道内に初出店したのは、2002年2月の「手稲店」(札幌市手稲区)だった。旧そうご電器の店舗跡への居抜き出店だったが、以降、旧長崎屋、旧イトーヨーカドー、旧パチンコ店などに居抜き出店、店舗数を増やしてきた。現在は、18店舗展開しているが、そのうちの新設店舗は、「函館七重浜店」(北斗市)と「「釧路店」(釧路郡釧路町)の2店舗。今回の「千歳店」は、初のDCM店舗跡への居抜き出店となる。
千歳市には、次世代半導体製造の「ラピダス」進出に伴う波及効果で、商業施設の集積が進んでいる。昨年末には、中央大通沿いに大型ショッピングセンター「ランドブレイン千歳モール」がグランドオープンした。「ドン・キホーテ」の出店で、賑わいがさらに増していきそうだ。