コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、2025年度(2025年3月21日~2026年3月20日)の店舗政策として、新店1店舗、建て替え1店舗、閉店1店舗、運営統合6店舗を予定している。(写真は、建て替え新店の「コープさっぽろ のっぽろ店」=奥と「無印良品」=手前)
新店舗は、釧路地区の「とっとり店」を、日本製紙釧路工場の一部土地を利用して建設される「ジョイフルタウン釧路」内に、2025年9月頃にオープンさせる。釧路地区での新規出店は、2011年5月にオープンさせた「釧路新橋大通店」以来、14年ぶり。キーテナントの「ジョイフルエーケー釧路店」のほか、「テックランドジョイフルタウン釧路店」などと商業集積する。
建て替え新店舗は、江別市の「のっぽろ店」で、2025年6月頃のオープンを予定している。現在の「野幌店」は、2階建てで、既に2階に入っていた「サンキ野幌店」は、イオンタウン江別内に移転したほか、「ワッツ」は閉店した。新たな「のっぽろ店」は、現店舗と近い距離にあり、「無印良品」の店舗と2棟が集積する。
地方小型店については、東神楽町、幌延町、豊富町、増毛町など6店舗の地方小型店の運営統合を進める予定。閉店は、赤字店舗で老朽化が進んでいる札幌市白石区の「菊水元町店」1店舗で、2025年度中の営業終了を予定している。改装店舗は明らかにしていないが、2024年度は、4店舗(新道店、いしかり店、とんでん店、ねむろ店)で改装を実施しており、同程度の店舗数になりそう。既存店活性化投資では、店舗遊休スペースを活用して、無印良品コーナー、成城石井コーナーの開設も進めていく考え。